毎度。
コーヒーによる世界制覇を企む秘密結社GENZ、国際情報部員Ｉです。
実際、５月末に赴任してからというもの、ジェームス＝ボンドよろしく今日はイタリア明日はフランス、夏休みには遊びに来た連絡員?Ｓとイギリスへ、とヨーロッ パ中を出張で飛びまわる毎日。出張は最近やっと落ち着きましたが、仕事の忙しさ は相変わらずです。イタリアでは大好きなエスプレッソを、どこでも飲めて嬉しい 毎日を過ごせます。しかしながら、量は日本のお店に比べるとホントに少量の為 、イタリア人の同僚に「沢山飲みたい」と相談したところ「ドッピョ カフェー ポルファボーレ」という頼み方を教えてくれました。ドッピョはダブルの意。洋酒 の頼み方の「ダブルで」と言う所でしょうか。エスプレッソを「おいしいけど少ない」と感じてるイタリア人も結構いるらしく、その同僚は「わりと一般的だ」と言 ってます。この頼み方をすると、フツーのコーヒーカップサイズでエスプレッソが 出てきます。僕個人はもっと大きなマグで頂きたいところですが・・・
そういえば、以前玄豆屋さんでお話したかもしれませんが僕は００７シリーズオタクでもあります。（ちなみにこのメールのタイトルも映画化２作目「ロシアより愛を込めて」のもじりですね。）今後のスパイ活動、どんどんやらせていただきまし ょう。ちなみに、ドイツ語で、ゼロは”ヌル”、７は”ジーベン”となるので 、００７は
「ヌルヌルジーベン」
となり、平仮名で”ぬるぬるじーべん”と書くと日本のどこかの妖怪の名前のよう で、あまりカッコ良くありません。最近新しい007シリーズの映画(見たい!）のCMを 連日テレビで流しているのですが、これを連呼するので笑ってしまいます。
ところで、先日は突然かのような内容のあまりない占い?メールをお送りしましてす みませんでした。ちなみにあのテストが１１月１日に配信されたのは偶然です。そ の辺を深読みされるあたりが実に金澤さんらしいですね。僕がやってみた結果で言 えば、ドキっとするような部分が当たっていて一瞬うろたえましたが、当たってた からどうだという事もない他愛無いものです。
諜報活動第１号としては、すでにＳの方から情報が行ってるかもしれませんが 、先日デュッセルドルフにてクラシックなエスプレッソマシーンをあつかうお店を発見。その店はカフェを兼ねており、その日は日曜で込み合っていた事、待ち合わ せの為立ち寄る時間が取れなかった事等、悪条件が重なり店内の詳しい様子は残念 ながら見られず。継続調査致します。
価格は800DM（現在のレートで約５万円ほど）から、とありました。 下の写真がそのお店です。ショーウインドーの中のマシンが確認できますか?
他の写真はデュッセルドルフの町。教会の写真の右の方にUFO?が写っています。鳥 かな？
デュッセルドルフは僕の住むフランクフルト（厳密にはその東方、オッフェンバッ ハのさらに隣、オバーツハウゼンという街に住んでますが）から北北西に200Kmほど
の街です。アウトバーンを使えば１時間半ほどで着いてしまいます。「日本人通り 」と呼ばれるとおりがあるほど日系企業が多く、日本の書店や食材店も豊富な為
、遠くから買出しに来る日本人駐在員も多い街です。書店は僕にもありがたいです （価格は倍くらいしますし、あまりマニアックな本は置いてませんが）
自動車、バイク、自転車等の情報ですが、まずはミラノショー/パリサロン（どちら もオートバイと自転車のショーです）の速報（仕事で日本の会社に流したもの）を お送りしましょう。このメールと同じ形式ですが、おそらくデータがかなり重いの で、開けるかどうかのテストを兼ねて、そのうち送らせていただきます。玄豆屋さ んのi-macなら、おそらく問題ないと思いますが。僕もi-mac（３３３ｋHｚになって からのグレープ色）ユーザーですが、仕事柄画像を扱う作業が多いため、メモリを 最大限（２５６メガバイト）まで増設してますので、直接比較は出来ませんけど。
玄豆屋さんのお客さんの方からも「こういう情報はないか?」というリクエストがあ れば、時間と行動範囲と僕の個人的興味範囲の許す限り調査致しますのでお送り下 さい。
それではまた。
ドイツにて
P.S. お客さんの中には推理作家の方もいらっしゃるとのこと、ミステリファンの 僕には興味深いですね。個人的にはもうトリック等に凝った一般的な探偵ものには 食傷気味で、最近では北村 薫氏等の「人の’あまり’死なない」推理小説が好み です。作家の皆様にもよろしくお伝え下さい。