さまよえるオランダ人と東京駅、そしてダッチコーヒー


ヨス・ステリング監督の「さまよえる人々」という映画が昨年掛かりました。今日は、その話ではなく、東京駅がいかに、オランダと深い縁が有るかということをお伝えします。ヨス・ステリングの名前を聞いて思い当たる人は言葉の天才です。歴史の教科書でヤンヨーステンを覚えていますか。彼の名前が東京駅八重洲口の八重洲の由来です。八重洲は日本の地名にはありません。江戸時代の埋め立てたときに付けた名前です。八重洲地下街に由来書きが有ります。明治時代に建てられた東京ステーションもアムステルダム・セントラルステーションの様式ををまねたものです。


玄豆屋のお客さんが撮ってきた写真ですが、面白いので掲載します。面白いのは、駅が人と一緒に有ることです。ですから、駅から見える風景もすばらしいものとなります。路面や街灯に着目してください。工事現場が見えないのも嬉しいことだと思いませんか。用途が同じ「駅舎」でもこんなに変わります。

若いとき美人でも生き方考え方次第で綺麗にも醜くもなるのを体験済みのことでしょう。東京駅はどちらか、判断してください。さまよえるオランダ人の苦悩。苦悩ということをしない日本人には街を作ることは無理です。フライング・ダッチマンの苦悩にぴったりなのは玄豆屋のフレンチ・ローストでいれたダッチ・コーヒーです。苦みだけではなく、時間の経過が味を作ります。コーヒー液にしてから二十日目ぐらいがおいしく、三ヶ月たっても腐りません。それ以上のデーターは、とってないだけです。フライング・ダッチマンに合う飲み物は、世界中で、玄豆屋以外にはありません。さまよえる人々は是非おためしください。


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