アンビリーバブルな1500円のワイン


ブルゴーニュ・パストグラン(Bourgogne・passetoutgrain)

 昨年暮れ、モンジョール・ミュジュニーの造った。パストグランに出会った。手にしたとたん、瓶の頑丈さに驚いた。彼のワインは、ボーヌ・ロマネ、フィクサンなど飲んでいるが、パストグランのような安価なワインまでは知らなかった。95年のパストグランは、ブルゴーニュの強さ(フランスでは女性らしさと表現される)において優れていた、肉料理にも出せる1500円のワインである。瓶同様にフルボデイなのだろうか?薫りに物足りなさを感じたが、それはシャトー物のヴィンテージワインと比べての話である。作り手の考えでここまで出来るのかと感心した。二、三年おけば、薫りも得られるやもと考えたが、なにせ赤ワインブームの折り、値頃のワインがないので、手に入る限り、がんばって、15、6本だったが、飲んでしまった。今年に入り1800円で96年パストグランを6本確保したが、95年のパストグランと同じぐらいの味になるには、まだほんの少し早すぎた。しかし、あと残り1本である。

料理に合わせてこそワインなのだが、ブルゴーニュ・パストグランをメインデイシュに使えるなんて、信じられない。(アンビリ、バボウ)左記は玄豆屋の流行言葉。

此のワインに出会った感動はうまく表せないが、売っている店を教えてただければ、国内なら、必ず買い占めに行きます。



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